聖なる防衛と後世に残る英雄伝(1)(動画)
21日月曜は、イランが40年前、イラクのサッダーム率いるバアス党政権から戦争を仕掛けられた記念日です。
今から40年前の1980年のこの日=イラン暦1359年シャフリーヴァル月31日、イラクの旧バアス党政権はイランに対し、世界の名だたる覇権主義国の全面的な後方支援を受け、前年に発足したばかりのイラン・イスラム共和政体の打倒を目的に、その後8年間に及ぶ全面的な戦争を開始しました。イラクの元独裁者サッダーム率いる侵略軍は、1週間でテヘランを占領できるとの楽観的な勝算により、各種の兵器を駆使して、イランに対する大規模な戦争に踏み切りました。
サッダーム率いるバアス党政権軍は、8年間に及んだ戦争の中で、覇権主義国やペルシャ湾岸のアラブ諸国の全面的な支援を受けました。そして、サッダーム側の戦闘用機材は、地域に影響を及ぼそうとする外国勢力の目的のために使用されたのです。
その後、この8年間の「聖なる防衛」という経験は、イランが多大な困難や圧力、苦境にもかかわらず、崇高なる神を拠り所とし、固い決意によって、世界の覇権主義国の横暴に抵抗できることを示しました。
毎年イラン暦シャフリーヴァル月31日は、この戦争に因んだ「聖なる防衛週間」の初日とされ、この間(かん)、イラン全国では様々な行事や式典が開催されます。
故モハンマドレザー・ロトフィーと楽団シェイダーによる演奏、アリーレザー・シャーモハンマディーの歌唱による「隊商は過ぎて行く」ー2009年の第20回ファジル国際音楽祭にて)
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