イラン外相、「国際社会はイスラエルにNPT加盟と核兵器廃棄を促すべき」
10月 03, 2020 21:00 Asia/Tokyo
-
ザリーフ外相
イランのザリーフン外相が国際社会に対し、シオニスト政権イスラエルにNPT核兵器不拡散条約への即時加盟と、保有する核兵器の廃棄を迫るよう求めました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は2日金曜、核兵器廃絶国際デーにちなんで開催された国連のオンライン会合で、核兵器を人類に対し初めてかつ唯一使用したアメリカを強く非難するとともに、「核兵器保有国は、明確なタイムスケジュールに従って、自らの保有する核兵器廃棄という明確な義務を履行すべきだ」と述べました。
また、「誠に遺憾ながら、アメリカは自国の核兵器を最新鋭化し、増強しているのみならず、他国を威嚇しINF全廃条約やイラン核合意から離脱するなど、NPTに大きな打撃を与えている」と指摘しました。
さらに、西アジア地域で唯一の核兵器保有政権であるイスラエルを米国が無条件での支援していることに言及し、「法律破りのイスラエル政権は、核で他人を公然と脅かし、武器拡散において自身が抑圧されているかのように見せかけている」と述べました。
そして、国際社会は、侵略を本質に抱えるイスラエルに対し、NPT加盟とIAEA国際原子力機関による査察を受け入れるよう迫るべきだと強調しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ