10月 07, 2020 14:33 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相(左)とラブロフ外相
    ザリーフ外相(左)とラブロフ外相

イランのザリーフ外相とロシアのラブロフ外相が電話会談し、政治的手法をもってナゴルノ・カラバフ問題の解決を図るよう強調しました。

イルナー通信によりますと、ロシア外務省は「ラブロフ外相ザリーフ外相は6日火曜夜の電話会談で、アルメニア・アゼルバイジャン紛争の異例の激化に懸念を示し、政治的手法によるナゴルノ・カラバフ問題の解決を求めた」と表明しました。

また、両外相はナゴルノ・カラバフにおけるリビアシリアの武装集団の存在に関して懸念を示しました。

両外相は今月2日にも、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地、ナゴルノ・カラバフをめぐり電話会談を行っています。

先月27日、この地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの間の軍事衝突が再発し、現在まで双方から多数の死者が出ています。

アゼルバイジャン領内の山岳地帯に当たる、ナゴルノ・カラバフをめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの対立は1988年に始まり、1992年には軍事衝突に発展しました。その後、地域および隣接する7郡がアルメニア軍の占領下におかれました。

これまでに、イランなどをはじめとする多数の国が、アゼルバイジャンとアルメニアの間の協議の開始と衝突の即時停止を求めています。

ザリーフ外相は同27日、アゼルバイジャンおよびアルメニアの両外相らと個別に電話会談し、イランとして停戦成立や対話の開始、平穏と和平の確立に向け、あらゆる可能性を駆使する用意があることを両者に伝えていました。

 

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