イメージが語るイラン
イラン北部サーリー市にあるファラハーバード・モスク;サファヴィー朝建築の典型例
11月 07, 2020 15:24 Asia/Tokyo
イラン北部マーザンダラーン州の中心都市サーリーにあるファラハーバード・モスクは、同名の建築群の一角を占めており、これらは今から500年ほど前のサファヴィー朝アッバース1世の時代に、イラン中部の都市イスファーハーンを起源とした、イスファハーン様式で建築されたものです。
この歴史あるモスクは、サーリー市から25キロ、カスピ海から2キロの地点に位置しています。
この建築群は、アッバース大王が自らの治世の内の一時期を過ごした場所でもあり、モスクのほかに橋梁、世界を一望できるという意味を持つジャハーンナマー宮殿がありましたが、現在では公共性を有するという理由からモスクのみが残されています。
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