イラン政府報道官が、無条件での米の核合意復帰の必要性を強調
11月 12, 2020 18:31 Asia/Tokyo
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ラビーイー・イラン政府報道官
ラビーイー・イラン政府報道官が、「アメリカ次期政権の新しい面々は、同国の旧来の責務や取り決めのすべてに無条件で復帰する必要がある」と強調しました。
ラビーイー報道官は、12日木曜に発表されたIRIB通信とのインタビューで、「第1の歩みとして必ず、わが国の国際送金における障壁や制裁が撤廃されるべきであり、アメリカ政府はこの期間中にイラン国民に与えた数々の損失の責任をとるべきだ」と述べています。
また、「アメリカ現政権は、世界はもとよりアメリカ国内に対しても、数多くの頭痛の種を作った」とし、「アメリカの次期政権が、トランプ現政権に対しノーを突きつけたアメリカ国民の代表となるよう希望する」としました。
さらに、「アメリカ国民はこのたびの選挙において、人種主義的で暴君的な政策や、(世界中で行われている)他国に対するアメリカの政治家の内政干渉を拒絶した」と語っています。
そして、「イランは、アメリカの選挙とは関係なく、自らの政策を続行する所存であり、近隣諸国との関係や、地域的な経済・安全保障上の協定を追求していくつもりだ」と述べました。
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