イラン外相が、同国に対する誘導された対イラン防諜戦と心理戦について説明
(last modified Tue, 01 Dec 2020 12:18:44 GMT )
12月 01, 2020 21:18 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相は、「ポンペオ米国務長官の西アジア地域への突然の訪問、サウジアラビアでの三者会談、およびシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の発言、これらの出来事は、緊張を生み出しイランに対する制裁の解除に向けて盛り上がりを見せる現況を打破しようとする試みである」と説明しました。

ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は30日月曜夜、自身のインスタグラム上で、イランに対する反諜報活動キャンペーンと心理戦争の説明に2つの図表を提示し、「近頃、イラン国民への最大限の圧力という失敗した政策の創設者とその支持者らは、トランプ政権の最後の日まで、抑圧的な制裁の解除のために盛り上がりを見せる現況を打破して混乱を生み出そうとと苦心している」と発表しました。

また、殉教したイランの核・防衛科学者モフセン・ファフリーザーデ氏の暗殺に言及し、「このテロ行為と時を同じくして、その邪悪な計画により完全な混乱がひきおこされるだろうとの誤算の下、ポンペオ、ネタニヤフ、およびムハンマド・サウジ皇太子が主導する”悪の枢軸”によってイランに対する防諜戦と心理戦争が開始された」と述べています。

さらに、「ポンペオ長官の西アジア地域への突然の訪問、サウジアラビアでの三者会談、ネタニヤフ首相の声明、これらすべてがこれが陰謀であったことを示しており、残念ながら27日の臆病なテロ行為と有力なイランの指導者の1人の殉教でこれが結晶のように姿を現した」と述べました。

イランの核・防衛科学者であったモフセン・ファフリーザーデ博士は、先月27日金曜午後、テヘラン州ダマーヴァンドのアーブサルド地区でテロ攻撃にあい、殉教しました。

 

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