イラン中央銀行総裁、「米の制裁はコロナワクチン輸入にとっての障壁」
12月 08, 2020 15:52 Asia/Tokyo
ヘンマティ・イラン中央銀行総裁は、「米国政府による非人道的な制裁とOFAC同財務省外国資産管理局のライセンスの取得が必要となることから、新型コロナ関連品の購入に必要な外貨での支払いや送金が妨げられている」と述べました。
イルナー通信によりますと、ヘンマティ総裁は、自身のインスタグラムのページに「特に新型コロナワクチンに関して、一部の人々は無意識のうちにあるいは私欲から、対イラン制裁における米国の非人道的な措置の悪いイメージの払拭に努めており、ただ単に、医薬品の取引は対象外であるとする米国の嘘の主張を強調している」と記しました。
そして、「韓国は人道的物資購入のためのドルのUターン振替として、振替過程で米国政府がイラン中央銀行の資金を没収しないことを保証できなかった」としています。
また、「IMF国際通貨基金は、経済・法的障害が存在しないことやイランの権利を認めていたにもかかわらず、米国からの圧力と脅威から、同基金の理事会でイランへの人道的融資を提示する勇気さえなかった」としています。
基本的物資、さらには医薬品、医療関連品をも対象とする米国の一方的かつ抑圧的制裁は、イラン国民、特に新型コロナウイルス感染症を患う人々に多大な問題を引き起こしています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ