核科学者暗殺
長官を暗殺で亡くしたイランの研究開発機構、256%の予算増額に
12月 15, 2020 18:56 Asia/Tokyo
イランのハータミー国防軍需相が、同省研究開発機構の予算が256%に増額されたことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、ハータミー国防軍需相は、テロ攻撃で殺害された核科学者ファフリーザーデ氏の科学技術分野における努力を今後も追求する必要があるとして、「敵はファフリーザーデ氏へのテロにより、イランの最新テクノロジー分野の学問的歩みの停止と、発展の減速を企んでいた」と指摘しました。
イラン国防軍需省研究開発機構の長官を務めていた核科学者のファフリーザーデ氏は先月27日、テヘラン郊外でテロ攻撃を受けて殉教しています。
ハータミー国防軍需相はまた、研究開発機構が以前よりさらに真剣に努力を続けていくとし、「国防軍需省の全ての職員および管理職は、ファフリーザーデ氏暗殺の後、これからも引き続き同氏のこれまでの道を進める決意を固めた。イラン政府もそれにふさわしい処遇として、研究開発機構の予算を256%に増額とした」と述べました。
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