イラン三権の長らが、会議で経済問題の解決策を検討
(last modified Tue, 22 Dec 2020 07:40:15 GMT )
12月 22, 2020 16:40 Asia/Tokyo
  • イラン三権の長ら(右から、ガーリーバーフ国会議長、ローハーニー大統領、ライースィー司法府長官)
    イラン三権の長ら(右から、ガーリーバーフ国会議長、ローハーニー大統領、ライースィー司法府長官)

イランの三権の長らによる会合で、経済問題の解消に関する同国イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の指示の実施方法が検討されました。

ハーメネイー師はこのほど、同国の3権の長らと会談し、国家経済に必要な4つの機軸、即ち予算赤字問題の解消、投資の拡大、生産の飛躍および、弱い階層の人々への支援に言及し、「責任者らの真摯な意思、並びに努力により、国民生活に具体的な方策実施の効果が具現される必要がある」と述べています。

ローハーニー・イラン大統領は21日月曜、三権の長による経済調整高等評議会の会合において、「水道や電気、ガスの無償化など、低所得者層への支援に関して最高指導者が強調している事柄について、政府は社会の弱者への支援に加え、国家における消費のモデルの修正につながる措置を講じるべきだ」と語りました。

イラン司法府のライースィー長官もこの会合で、「これらの長による調整評議会で可決された内容の実施の追求方策を講じることは、決定事項の効力発揮および加速化に奏功しうる」と述べています。

また、ガーリーバーフ・イラン国会議長も、現在の厳しい状況のもとでの、政府に対する国家の全部門の支援の必要性を強調しました。

 

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