世界生産量第2位のイランのピスタチオ
12月 26, 2020 19:14 Asia/Tokyo
ピスタチオは、美味しい木の実が採れる低木の一種です。
ピスタチオの木は、中央アジアから西アジアの塩分を含む荒野でよく生育・結実し、その結果、アジアは最大のピスタチオの産地となっています。
48度の熱さからマイナス10度の寒さまで耐えることができるピスタチオの木は、土と太陽の光を多量に必要とすることから、湿度の多い環境では結果的に根腐れし、よく成長することができません。
ピスタチオが結実するには、高い気温が必要です。その木の根は地中深くまで伸びており、寿命は80年から100年とされています。
イラン、ギリシャ、アメリカ、トルコ、中国、シリアといった国々は、世界の主要なピスタチオ生産国です。ピスタチオの木は通常、樹齢が7~10年に達してから良く実をつけるようになります。イランは常に、世界のピスタチオ輸出国の一つに挙げられています。
報告によれば、イランは2019年、15億ドル以上の未加工ピスタチオを世界へ輸出しました。
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