イラン外務次官、「シリア危機の解決策は政治的な方法」
4月 26, 2016 21:31 Asia/Tokyo
イラン外務省のアミールアブドッラーヒヤーン・アラブアフリカ担当次官が、「シリア危機から脱出する方法は、政治的な方法のみだ」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン次官は25日火曜、テヘランでスイスの外相代理と会談し、「イランは、シリア危機の解決を目的に、国連のイニシアチブにより開催される、スイス・ジュネーブでの和平交渉を支持している」と述べています。
また、「イランは、アサド大統領をシリアの合法的な大統領として支持しており、シリア国民こそが主役であり、彼らにテロリストの圧力や外国の干渉なしに自国の将来を決定する権利があると見なしている」としました。
さらに、地域でテロ組織が拡大し、イラクおよびシリアの情勢の関連性と、この両国におけるテロ組織のつながりを指摘し、「残念ながら、これまでにテロ組織ISISに対抗する国際的な連合は、この2つの国の戦線において効果的な役割を果たせていない」と語っています。
アミールアブドッラーヒヤーン次官はまた、「シリアにおける一部の武装組織の行動を強化することは停戦違反となる破壊的なアプローチであり、これは政治的な協議のプロセスを問題に直面させるものだ」と述べました。
さらに、「イランは、イエメンでの政治的な和平交渉および、停戦の強化を歓迎するとともに、同国でのテロ対策の本格化を強調する」としています。
一方のスイス外相代理も、シリア危機の解決に果たすイランの役割を重要なものだとし、この危機の唯一の解決策としての政治的な協議、停戦、そしてジュネーブ協議の必要性を強調しました。
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