1月 13, 2021 18:43 Asia/Tokyo
  • ハティーブザーデ・イラン外務省報道官
    ハティーブザーデ・イラン外務省報道官

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「アメリカと同国が支援する組織による国家テロの犠牲者であるイランは、アルカイダとISISなどの組織のテロ行為に対抗してきた上で、自国の潔白を示すことができる明白な経歴を有している」と語りました。

ハティーブザーデ報道官は12日火曜、「イランはアルカイダと関係がある」としたポンペオ米国務長官の事実無根の主張に反論し、「反逆的なトランプ政権時代のあと一週間という残り少ない日々に、ポンペオ長官は機密情報開示という名目で、虚偽の文書の提示や告発を繰り返している。これは、彼らが袋小路に追い詰められ、またイランに対する最大の圧力政策が失敗したことを示すものだ」と述べています。

また、「事実無根で使い古しとされるこの種のトリックや主張に縋るようでは、アメリカというテロ政権の間違った道を幇助し、その政権関係者の根拠に基づかない支持を回復させることは絶対に不可能だ」としました。

さらに、「ポンペオ長官はCIA長官だった時期に、2001年の9・11テロへの支援やアルカイダ問題への関与していることによる、米と同盟諸国に対する責任追及や圧力を帳消しにしようとして、石油収入をめぐってのイランとアルカイダの間の関係を捏造しようと試みた。しかしトランプ政権時代が終わりになっても、アメリカや世界の世論に自作の物語を信じ込ませることはできなかった」と語っています。

最後に、「イラン当局は何年にもわたって、この種のはぐらかしとハリウッド流のシナリオに適切に対応してきた」と強調し、「米国国内の過激派が見せる演劇の1ページは、もはやアメリカが制裁や緊張扇動を渇望してそれに依存していることの助けにはならないだろう」と結びました。

 

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