2月 17, 2021 15:50 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー・イラン国連大使
    タフテラヴァーンチー・イラン国連大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、「わが国の核戦略に変更は生じていない」と強調し、「わが国はNPT核兵器不拡散条約の加盟国として、核の平和利用の利点の恩恵を受けるべきである」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使はユーロニュースのインタビューで、イランによる追加議定書の自発的実施の停止期日について、「IAEA国際原子力機関の複数回の報告は、イランが完全に同機関と協力していることを物語っている」と述べています。

また、「米国は核合意内の責務履行に復帰し、核合意で定められたように各種制裁を解除しなければならない」とし、「他の名目でトランプ前政権時代に可決された制裁、そしてもちろんトランプ時代に追加行使された新しい制裁は、解除されるべきだ。つまるところ、アメリカが何をすべきかははっきりしている」としました。

さらに、アメリカは決断を下すべきだとし、「アメリカは現在既に、国連安保理決議2231号と核合意に違反している。すなわち、トランプ政権時代に施行されていた政策はまだ継続されており、我々は何の変化も目の当たりにしていない」と語っています。

そして、「核合意内のイランの責務削減は、同合意の第36条の枠内でのものだ」とし、「核合意第36条によれば、この合意の署名国のいずれかが明確かつ重大な違反を犯した場合、イランは自らの責務の全部または一部の履行を停止する権限を与えられており、我々は2番目のオプションを選択した」と述べました。

最後に、「イランは依然として核合意に留まっている」と強調し、「イランは復帰を求められる前に、核合意を離脱していない。イランは核合意から離脱していないというのに、彼らは復帰を求めている。核合意を離脱した側が、自らの行動を変えたことを証明する必要がある」と結びました。

 

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