イラン国連大使、「対イラン制裁は3ヵ月以内に解除されるべき」
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タフテラヴァーンチー国連大使
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、アメリカの核合意内責務履行への復帰に対し協議は必要ないとし、「対イラン制裁は3ヵ月以内に解除されなければならない」と述べました。
タフテラヴァーンチー国連大使は24日水曜、カタールの衛星放送アルジャジーラとのインタビューにおいて、「もし米国が3ヵ月以内に対イラン制裁を解除すれば、イラン政府も自国の責務を履行するだろう」と述べました。
そして、核合意に関するイランの措置に言及し、「米国の違法な核合意離脱後にイランが取ってきた様々な措置は、緊張を高めるものではない」と続けました。
2018年5月8日に核合意からの米国が一方的かつ違法に撤退した後、イランは、他の合意当事国が自身の義務を遵守するという条件で核合意を維持しようとしましたが、欧州諸国は約束した措置を行動に移すことができませんでした。
米国の核合意離脱から1年が過ぎた2019年5月8日以降、イランは核合意の責務と権利のバランスをとるために、合意の第26条および第36条に基づき責務履行を段階的に縮小しました。
イランはさらに今月23日、「制裁解除とイラン国民の権利を保護するための戦略的行動」法に基づき、核合意下における自発的措置を停止しました。
核合意の第26条および第36条によれば、合意相手方がその義務を遵守しなかった場合、イランは自国の義務の全部または一部を停止する権利を有します。
バイデン新米政権は以前、核合意への復帰と違法な対イラン制裁を解除することを約束していましたが、ホワイトハウスに入り執務を開始した後、イランの合意内義務履行を条件に付けました。
アメリカは、一方的に核合意から離脱しながらこのような要求を提起しています。
イランは、アメリカ側がまず核合意に違反し、イラン側はアメリカの違法行為への対抗措置として自らの責務を削減したことから、イランが何らかの措置を取るのはアメリカの制裁解除後だとしました。
イランはさらに、アメリカが核合意に戻りその義務を履行するための新たな条件や内容の追加は受け入れない、と明言しています。
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