4月 30, 2016 21:22 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「ヨーロッパ諸国は責務を実施すべき」

イラン外相が、6カ国グループのヨーロッパ諸国は、取り決めや責務を実施すべきだとしました。

イランのザリーフ外務大臣は、30日土曜、テヘランで、ベルギーのデフレーニュ上院議長と会談し、イランは核合意の包括的共同行動計画における取り決めを実施しており、6カ国グループのヨーロッパ諸国も、この合意における取り決めを実施すべきだと語りました。

ザリーフ大臣はまた、イランとヨーロッパの経済関係と銀行関係を活性化する必要性について触れ、ヨーロッパは、双方が関係性をよりはっきり確認できるよう、銀行・金融活動を活性化するための措置を講じるべきだと述べました。

さらに、テロと過激派は地域諸国や世界各国の共通の脅威だとして、「真剣なテロ対策は、テロや過激派を支援する国が行動や態度を改めることを必要としている」としました。

ザリーフ大臣はまた、シリア危機に関して、「シリア危機の唯一の解決法とは、政治的な解決法であり、シリアの人々の手にゆだね、選挙を開催し、彼らの票を尊重することだ」と語りました。

デフレーニュ上院議長もこの会談で、イランとベルギーの全面的な関係強化を求めました。

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