地域レベルの協力、安全保障 イラン外相のイスタンブール・プロセス閣僚会合での演説と会談の議題
(last modified Tue, 30 Mar 2021 10:02:48 GMT )
3月 30, 2021 19:02 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相は、タジキスタンで開催された第9回イスタンブール・プロセス「アジアの中核」閣僚会合や、同会合の傍らでの各国政府高官との会談において、地位レベルの協力や平和、安全保障に関するイランの見解を説明しました。

29日月曜のザリーフ外相と各国高官との会談の他のテーマとして、アフガニスタンの政治状況の検討、同国和平への積極的な参画方法の模索などが挙げられます。

ザリーフ外相は、タジキスタンのラフモン大統領、アフガニスタンのハニフ・アトマル外相、アゼルバイジャン共和国のバイラモフ外相、インドのジャイシャンカル外相、CICAアジア相互協力信頼醸成措置会議のカイラト・シャリバエフ事務局長と個別に会談し、双方の関心事について協議しました。

ザリーフ外相は28日日曜夜、タジキスタンの首都ドゥシャンベに到着し、同国政府高官の出迎えを受けました。

ザリーフ外相は2日間のタジキスタン訪問において、この閣僚級会合に出席するほか、開催国タジキスタンの政府高官とも会談し、両国間の関係について協議を行う予定です。

地域レベルの対アフガニスタン支援拡大を目的としたイスタンブール・プロセス「アジアの中核」閣僚級会合の参加国は、イラン、アフガニスタン、トルコ、アゼルバイジャン、中国、インド、カザフスタン、キルギス、パキスタン、ロシア、サウジアラビア、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦の15カ国です。

また、アメリカ、カナダ、デンマーク、エジプト、フランス、フィンランド、ドイツ、イラク、イタリア、日本、ノルウェー、ポーランド、スペイン、スウェーデン、イギリスといった国々が、このプロセスのオブザーバー国に挙げられます。

イスタンブール・プロセス「アジアの中核」閣僚級会合は、2011年に初めてトルコ・イスタンブールで開催され、その後2019年まで毎年各地で開催されてきました。

 

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