イラン大統領、「イラン国民に対する各種制裁の続行は人道に反する行動」
4月 01, 2021 14:38 Asia/Tokyo
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ローハーニー・イラン大統領
ローハーニー・イラン大統領が、「わが国の国民に対する各種制裁の継続は、人道に反する行動に等しい」と語りました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は31日水曜、「医薬品やワクチンの入手・調達は、すべての国が有する最も明白な権利の1つである。だが、イランの人々はこの当然の権利を奪われており、これは大きな抑圧、そして非人道的な行為だ」と述べています。
また、「イラン国民に対するアメリカの制裁と経済戦争は、同国の前政権から始まり、新政権発足後も今なお継続されている」とし、「イランへの医薬品やワクチンの送付は妨害されていないとの主張にもかかわらず、入手された情報によれば、外国のワクチンの入手・確保ルートには非常に深刻な問題があるとされている。この人道に反する行為は、人々の生命や健康に矛先を向けている」としました。
さらに、イラン国内でのコロナワクチン製造に向けた努力と成功に言及し、「今年中のコロナワクチン接種プロセスの完了により、国内でこのウイルスが完全に抑制されるよう希望する」と述べています。
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