イラン外務次官、NHKに「米が全制裁を解除すればイランも自らの責務を履行」
4月 11, 2021 15:43 Asia/Tokyo
イランのアラーグチー外務次官が、「アメリカが全ての制裁を解除すれば、イランも自らの責務を履行する」と語りました。
アラーグチー次官はNHKテレビとのインタビューで、「我々は正しい道を進んでおり、協議の雰囲気は建設的で前向きだ」と述べています。
また、「核合意復活に当たっての最大の障壁は、アメリカの現政権がトランプ前政権時代に行使した制裁を中止する意向がないことだ」としました。
アラーグチー次官によれば、イランの立場は、米国が核合意復帰を希望するならば、核合意関連の制裁に加えて、前政権が行使したすべての制裁を解除すべきだというものです。
アラーグチー次官はさらに、「20%濃度のウランの生産や高性能遠心分離機の使用など、相手側の核合意違反に対するイランの対抗措置は、これらの段階で止まることはなく、米国が制裁を全廃した場合にイランも自らの責務を履行する」と語りました。
そして、「日本政府は常に、核合意関連の協議を支持してきた」と結んでいます。
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