イラン外務次官、「核合意の相手側の約束不履行が繰り返されない保証は必須」
(last modified Thu, 28 Oct 2021 07:24:39 GMT )
10月 28, 2021 16:24 Asia/Tokyo
  • イランのバーゲリーキャニー政務担当外務次官
    イランのバーゲリーキャニー政務担当外務次官

イランのバーゲリーキャニー政務担当外務次官が、エンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次長兼核合意委員会調整官との会談で、「核合意の相手側が約束不履行や違法行為を繰り返さない、という保証を得ることは、イランにとって無視できない必須の要求だ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ベルギー・ブリュッセルを訪問中のバーゲリーキャニー次官は、同地にあるEU本部にてエンリケ・モラ事務次長と会談し、制裁の効果的な解除や核合意の相手側の責務遵守に関して協議しました。

また、この会談で、米国による責務不履行や一方的かつ違法な核合意離脱という過去数年間の約束が守られなかった経験と、事実として認められている、欧州の関係国による核合意内の責務不履行を強調し、「イランにとって大切なことは、制裁の効果的な解除および、対イラン経済・通商関係の正常化であり、どのような合意でもこれに関するイランの要求のすべてが実現される必要がある」と述べています。

そして、約束不履行や違反行為が繰り返されないという保証を相手側が出すことが、イランにとって看過できない要求だとしました。

この会談で、両者は11月中に協議を開始することで合意しています。

 

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