イランイスラム革命防衛隊総司令官、「米は世界で40以上の戦争を引き起こした」
11月 04, 2021 21:33 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、「米国の政策は、世界の40か所で40以上の戦争を引き起こした」と述べました。
サラーミー総司令官は、イランで国際的な覇権主義者に対する闘争の国民デーに制定されたイラン暦アーバーン月13日にあたる4日木曜、テヘランで開かれたこの記念日の式典において、世界におけるアメリカの戦争・扇動行為に触れ、「米国は、欧州、アフリカ、南米、極東、西アジア、ロシアで戦争を行い、直接かかわった戦争だけで800万人以上の死をもたらした」と述べました。
続けて、「さらにこの国は覇権主義政策で、各国への200件以上の内政干渉を行い、クーデター、経済制裁、軍事戦争、国内暴動などをおこした。米国は、その政治的歴史を通じて軍事影響力拡大の意志を掲げ、軍事的目標を追い求めてきた」と指摘しました。
また、42年前のこの日に起きたアメリカ大使館の占拠に触れ、「当時、米国は政治・軍事・経済面で権力の絶頂期にあった。偉大な革命の初期にあるイラン国民は、まだ現在のような力の大きな構造を生み出していなかったものの、大きな革命を形成した」と語りました。
42年前のアーバーン月13日、イスラム革命に対するアメリカの複数の陰謀に抗議するイラン人学生らは、スパイの巣窟となっていた在テヘラン・アメリカ大使館を占拠しました。
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