11月 10, 2021 19:44 Asia/Tokyo
  • 第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に参加しているイランのサラージェゲ副大統領兼環境保全庁長官
    第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に参加しているイランのサラージェゲ副大統領兼環境保全庁長官

第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に参加しているイランのサラージェゲ副大統領兼環境保全庁長官が、「圧政的な制裁という経済テロが、イランの環境技術の獲得を阻んでいる」と述べました。

IRIB通信によりますと、サラージェゲ副大統領は9日火曜、英グラスゴーで開催されているCOP26において、一部政府の植民地主義的アプローチを批判し、「イランは、あらゆるレベルの気候変動関連問題において協力する用意があるが、それは相手側も約束を実践するという条件下でだ」としました。

続けて、「イランは宗教の教えや政府の方針に基づき、気候変動関対策の計画実施を非常に厳密に行っている」と述べました。

また、「気候変動は、世界の諸国に深刻で幅広い結果をもたらす国際的問題である。もし地球温暖化や気候変動への対策実施の下地が整えられないなら、各国はそれに対してさらなる代価を払わなければならない」と指摘しました。

COP26は、200カ国から数千人の首脳や代表が出席して、先月31日よりグラスゴーで開幕しました。

新型コロナウイルスにより1年延期されていたこの会議では、気候変動や環境関連の危機をめぐる問題について話し合われ、参加者らが意見交換を行っています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ