英外相が、ウィーン協議に関する非建設的な立場表明を繰り返す
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イギリスのリズ・トラス外相は、イランから提出された提案文書や協議を成果に至らせようというイランの意志に触れず、再度ウィーン協議に関する非建設的な立場を表明しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 12, 2021 22:02 Asia/Tokyo
  • イギリスのリズ・トラス外相
    イギリスのリズ・トラス外相

イギリスのリズ・トラス外相は、イランから提出された提案文書や協議を成果に至らせようというイランの意志に触れず、再度ウィーン協議に関する非建設的な立場を表明しました。

イルナー通信によりますと、トラス外相はイギリス・リバプールで開催中のG7・主要7か国の外相会合において、核合意問題の主な原因である米の離脱、そして、ヨーロッパによるこの合意内の責務の不履行には触れず、「イランは、西側が提示した核合意関連の条件を受け入れる必要がある。合意成立に向けまだ時間がある」と主張しました。

イラン使節団は前回の協議期間中の今月1日、制裁解除と核問題の内容が含まれた2つの草案を、相手側の国々に提出し、これを受けて欧州の核合意参加国は、本国との相談のためとアメリカの求めにより一旦ウィーンから帰国していました。

各関係方面は合同委員会会合後の9日より、協議の席へ戻っています。

イランは、責任を受け入れる国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのは米国であることから、同国がまず制裁を解除して核合意に復帰すべきであり、さらに米国の責務履行状況は検証・確認される必要がある」と表明しています。

もっとも、イラン政府はアメリカの核合意復帰を急がせたり、これに固執するつもりはないと強調しています。

 

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