イラン外務次官、「ウィーン協議での対立点が減少」
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核合意復活を目指すオーストリア・ウィーン協議でイラン代表団の団長を務めるバーゲリーキャニー外務次官が、「議題の範囲に関する双方の対立が減ってきている」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 13, 2021 15:39 Asia/Tokyo
  • バーゲリーキャニー外務次官
    バーゲリーキャニー外務次官

核合意復活を目指すオーストリア・ウィーン協議でイラン代表団の団長を務めるバーゲリーキャニー外務次官が、「議題の範囲に関する双方の対立が減ってきている」と語りました。

バーゲリーキャニー次官は12日日曜、さらにレバノンのアルマヤーディン・テレビのインタビューで、核合意の方向路線が成功裏であることを明らかにし、「シオニストらが協議会場の外から、協議の会場内の空気に影響を及ぼそうと画策している」と述べています。

また、「ロシアと中国の立場が、イランに足並みをそろえていることが見て取れるが、この点は西側との対立に関しても存在する」としました。

さらに、「イランは自らの意思で協議の席についており、決して他者からの強制ではない。相手側に対しては、協議に論理的に対処し、問題解決のためにも率先した行動を期待する」と語っています。

イラン代表団は前回の協議期間中の今月1日、制裁解除と核問題の内容が含まれた2つの草案を相手側の国々に提出し、これを受けて欧州の核合意参加国は、本国との相談のためとアメリカの求めにより一旦ウィーンから帰国していました。

各関係方面は合同委員会会合後の9日より、協議の席へ戻っています。

イランは、責任を受け入れる国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのは米国であることから、同国がまず制裁を解除して核合意に復帰すべきであり、さらに米国の責務履行状況は検証・確認される必要がある」と表明しています。

もっとも、イラン政府はアメリカの核合意復帰を急がせたり、これに固執するつもりはないと強調しています。

 

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