米国防総省が、イランの高い防衛的抑止力を認める
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イランの高い防衛的抑止力
アメリカ国防総省のカービー報道官が、イランの持つ防衛的抑止力の高さを認めて、「イランのミサイル防衛計画は、この数年の間に進歩している」と述べました。
イルナー通信によりますと、カービー報道官は西アジア地域における米軍駐留を正当化する中で、「我々は、イランの防衛計画を近くから追跡していくつもりだ。それによって、国益を守るのに必要な力を地域で持てているかを確信できる」と主張しました。
しかしアナリストらは、「この国防総省の主張とは逆に、我々がアフガニスタン、イラク、シリアなどで目にしているように、米軍の西アジア駐留で得られるものは、同地域内での戦闘、荒廃、人々の難民化、テロ組織の出現以外に何もない」としています。
アメリカ政府とシオニスト政権イスラエルは核兵器を保有していますが、特にシオニスト政権の核兵器には、国際的監視が一切つけられていません。
米誌ニューズウィークは先日、世界における核弾頭数増加を取り上げ、アメリカが保有する配備済み大陸間弾道ミサイルや潜水艦・重爆撃機搭載の弾道ミサイルの最新数は665発であるとしました。
一方、シオニスト政権イスラエルも複数の核弾頭を保有しており、世界の平和や安全にとって大きな脅威であるほか、核兵器のない西アジアの実現に対する最大の障害となっています。
シオニスト政権は地域や世界における最大の政府テロネットワークを先導しており、その例として、イランでの破壊活動を実施するために15億ドルの予算を確保したことなどが挙げられますが、世界はこの政権の行動に対して無関心なままです。
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