駐イラン日本大使、「対イ経済関係の拡大を追求」
(last modified Mon, 20 Dec 2021 06:33:04 GMT )
12月 20, 2021 15:33 Asia/Tokyo
  • 相川一俊・駐イラン日本大使とナザリー・ホラーサーンラザヴィー州知事の会談
    相川一俊・駐イラン日本大使とナザリー・ホラーサーンラザヴィー州知事の会談

相川一俊・駐イラン日本大使が、「我々は、イラン北東部ホラーサーンラザヴィー州、およびその中心都市マシュハドにおける複数の日本企業の活動上の諸問題を解消すべく、全力を挙げている」と語りました。

IRIB通信がマシュハドから伝えたところによりますと、相川大使はナザリー・ホラーサーンラザヴィー州知事と会談した際、「我々は制裁行使のさなかにあり、問題はきわめて深刻である。だが、このような厳しい状態の中でテヘランにある日本の大企業の代表事務所が維持されていることを、非常に喜ばしく思っている」と述べています。

また、「我々は各企業の活動を活発化させることで、特にホラーサーンラザヴィー州をはじめとした対イラン経済関係の拡大を目指している」としました。

一方、ナザリー知事もこの会談で、「当州は対日経済関係にとって極めて良好な可能性を秘めており、我々は日本とのさらなる経済協力を企画できるよう希望している」と語っています。

さらに、「イランにおける国際取引分野での日本の協力は非常に良好なものと評価されている。そしてこれに基づき、我々は文明国たる日本が、世界で影響力ある態度を見せることを、常に期待している」と述べました。

そして、「我々は州内の日本企業の経済活動にとっての問題や困難の解消を追求しており、太陽熱や風力による発電分野といった新たなクリーンエネルギー関連の活動に必要な下地を整えているところだ」としています。

最後に、「我々は、マシュハドの廃棄物管理センターに対する日本企業の投資を求めている」とし、「日本の独立企業の投資および、イラン企業との協力を歓迎している」と結びました。

 

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