駐イラン日本大使が、テヘランで安部公房氏の「鞄」を題材とした演劇を鑑賞
2月 16, 2022 22:07 Asia/Tokyo
相川駐イラン大使が、首都テヘランにある劇場で、日本の小説家安部 公房(あべ こうぼう)氏の短編小説を題材とした演劇を鑑賞しました。
この演劇は安部公房氏の短編小説「鞄」を戯曲化したもので、イランのアリユ・ラゲブキャーニー氏が演出し、テヘランにあるアフラーイー劇場で上演されています。
イルナー通信によりますと、相川大使は日本大使館文化部の松下氏と共に、演劇「鞄」を観劇しました。
同大使はこの演劇を観たあと、「演劇の演出はすばらしかった。出演者も見事に、安部公房さんの作品を演じた」としました。
また、「この演劇は、鞄の外の世界とコミュニケーションがとれることを我々に示している」と語りました。
さらに、イランと日本の文化について、「この作品をはじめ、そのほかの演劇は、両国の間の架け橋となりうる、日本は漫画家だけでなく、安部公房氏など才能あふれる劇作家も多数存在する」としました。