ＩＡＥＡ事務局長が、イラン原子力庁長官と会談

ＩＡＥＡ国際原子力機関のグロッシ事務局長は、イランの首都テヘランで、同国のエスラーミー原子力庁長官と会談しました。

イランとＩＡＥＡの合意に従い、グロッシ事務局長は5日土曜、使節団を率い、テヘラン入りしました。

グロッシ氏の今回のイラン訪問は、イランでのライースイー政権の発足以来、3回目となっています。

今回のイラン訪問は、セーフガード関連問題など、イランとＩＡＥＡの間にあるイラン核問題における一部の対立を解決する目的で行われており、またＩＡＥＡとイランの間の技術的協力の継続についても協議がなされる予定です。

グロッシ氏は、さらにアミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とも会談を行うことになっています。

グロッシ事務局長のイラン訪問は、オーストリア・ウィーンでアメリカの制裁解除を目的としたイランと4＋1グループによる協議の第8回ラウンドが実施される中、行われています。

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