イラン外務省報道官、「イランがレッドラインを放棄しないことを米が理解すれば、合意成立が可能」
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i95588-イラン外務省報道官_イランがレッドラインを放棄しないことを米が理解すれば_合意成立が可能
イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、「我々が自らのレッドラインを放棄しないことをアメリカが理解すれば、合意が成立する可能性が高い」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 04, 2022 18:17 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、「我々が自らのレッドラインを放棄しないことをアメリカが理解すれば、合意が成立する可能性が高い」と強調しました。

ハティーブザーデ報道官は4日月曜、定例記者会見を行い、「もし、アメリカがオーストリア・ウィーンでの協議において、合意を成立させたければ、できるだけ早く政治的決断を下す必要がある」と述べました。

また、米による新たな制裁行使について、「アメリカは、こうした矛盾する行動を多くとってきている」としました。

アメリカ財務省は、同国政府による対イラン敵対行為を続ける中、先週新たにイランの複数の個人や企業に制裁を行使しました。

ハティーブザーデ報道官によれば、現在ウィーン協議で見られている(合意成立の遅延という)状態は、アメリカのアプローチによるものであり、同国は残っている問題の解決を、自国内の問題に結びつけようとしているが、イランやイラン国民は恒久的に忍耐強くあることはできない、ということです。

さらに、(ウィーンでの合意成立に向けて残されている)重要な問題は、国連安保理決議2231及び核合意に基づくイランの利益獲得であり、これが完全に実現されない限り、イランは自らの譲れない一線(レッドライン)に固執する」と強調しました。

また、アフガニスタンの女性や女子への圧迫に対するイランの立場に触れ、「アフガン暫定政権は責任を受容するべきであり、我々全員で同国が移行期間を通過できるよう努力する必要がある」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem