イラン政府報道官「20億人のイスラム教徒への侮辱は、人権に当たらない」
4月 18, 2022 16:16 Asia/Tokyo
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バハードリージャフロミー・イラン政府報道官
バハードリージャフロミー・イラン政府報道官は、「イスラム教徒の断食月・ラマザーン月にスウェーデン警察の公式な擁護の下で行われた、世界の20億人のイスラム教徒に対する恥ずべき侮辱行為は嫌悪を扇動するものであり、人類の精神的存続に反する行為である」としました
トルコのテレビ局TRT Worldは最近、スウェーデンでイスラム教徒の聖典コーラン焼却する様子を記録した動画を公開しました。
この冒涜行為に走ったのは、デンマークの過激派の1人、ラスムス・パルダン氏であり、この行動は、スウェーデンや多くのイスラム諸国の人々の抗議を引き起こしています。
この事件を受け、駐イラン・スウェーン公使がイラン外務省に呼び出され、言論の自由を言い訳に、スウェーデン警察の支援の中で行われた、パルダン氏によるこの冒涜行為への厳しい抗議の意が表明されました。
これに関して、バハードリージャフロミー政府報道官は18日月曜朝、ツイッター上で、「宗教信条の自由は、啓示宗教への侮辱に変化しており、言論の自由も、西側での過激主義や人種主義を拡大させる手段となっている」と述べました。
また、「スウェーデン警察の公式支援のもとでの、ラマザーン月における20億人のイスラム教徒への侮辱行為は人権とは見なされず、嫌悪を扇動する、人類の精神的存続に反する行動に等しい」と語りました。
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