イラン政府報道官、「わが国は協議の場を離れたことはない」
6月 19, 2022 18:17 Asia/Tokyo
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バハードリージャフロミー・イラン政府報道官
バハードリージャフロミー・イラン政府報道官が、「わが国はこれまで決して、協議の場を離れたことはない」と語りました。
バハードリージャフロミー報道官は、テレビインタビューにおいて、対イラン制裁解除を目指すウィーン協議について、「わが国の政府はこれまで決して協議の場を離れたことはなく、そもそも政府はイラン国民の権利を手放す権利・正当性はない」と述べています。
また、「協議の実施と同時に、我々は近隣諸国との協力といった対外分野における自らの能力を活性化させている」としました。
対イラン制裁解除を目指すウィーン協議が停止されている中、アメリカおよびフランス、イギリス、ドイツの欧州3カ国は、シオニスト政権イスラエルの圧力により、また、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長の圧力への同調を受け、IAEA理事会で対イラン決議を採択させました。
この決議は、イラン側が自らの善意により行ってきたIAEAとの大規模な協力を無視した形となりました。
このことから、イラン原子力庁も保障措置外のIAEAの監視カメラ作動停止を発表しました。
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