8月 28, 2022 13:04 Asia/Tokyo

岸田首相が、アフリカの4首脳らとリモートで会談しました。

日本の報道各社によりますと、岸田文雄首相は27日土曜、エジプトのマドブリ首相、セネガルのサル大統領のほか、さらにリビアおよびタンザニアを加えたアフリカ4カ国の首脳とリモートで個別に会談しています。

このうちエジプトのマドブリ首相との会談では、今年エジプトで開かれる国連の気候変動対策の会議「COP27」の成功に向けた連携を確認しました。

また、AUアフリカ連合の議長国を務めるセネガルのサル大統領との会談では、日本からの民間投資に謝意が示され、両首脳はTICADの成果を踏まえ両国関係のいっそうの発展に取り組むことで一致ししています。

TICADの共同議長を務める岸田首相は最近新型コロナウイルスに感染したことから、北アフリカ・チュニジアで開催中の第8回TICADアフリカ開発会議の直接参加を見送ったものの、この会議に合わせて、参加国首脳らと相次ぎ意見交換を行いました。

岸田首相は28日日曜も、3人の首脳などとオンラインで会談する予定です。

なお、岸田首相はこれに先立ちTICAD会合にてオンラインで演説し、アフリカの成長を後押しするため、グリーン分野への投資など、今後3年間で官民合わせて総額300億ドル規模の資金を投入する方針を表明しました。

また、「日本はアフリカと『共に成長するパートナー』でありたい。『人』に注目した日本らしいアプローチで、強じんなアフリカを実現したい」と述べています。

 


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