9月 24, 2022 19:53 Asia/Tokyo
  • 北海道知床半島沖での観光船沈没事故
    北海道知床半島沖での観光船沈没事故

去る4月末に発生した、北海道知床半島沖での観光船沈没事故で行方不明になっていた船長の死亡が確認されました。

日本の報道各社によりますと、第1管区海上保安本部は、今月17日に知床半島の先端付近で見つかった男性の遺体が、DNA鑑定の結果、沈没した観光船の船長と確認されたと発表しました。

道警によるDNA鑑定で身元が確認されたのは、沈没した観光船「KAZUI」の船長、豊田徳幸さん(54)です。

豊田船長の遺体は、ボランティアで捜索していた羅臼町の漁師・桜井憲二さん(59)が今月17日午前に知床岬の啓吉湾周辺で発見し、半ズボンのような衣服を身に着けた状態となっていました。

桜井さんは「責任がある立場とはいえ、船長の家族のことを考えると遺体が見つかって良かった。行方不明の乗客も早く見つかってほしい」と語りました。

この周辺では、これまでに人の骨のような物が複数見つかっていて、道警がDNA鑑定を進めています。

去る4月の観光船沈没事故から23日金曜で5カ月が経過し、これまでに19人の死亡が確認されましたが、いまだ7人の行方が分かっていません。

 


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