米軍オスプレイ２機が、那覇軍港から普天間基地に移動

米軍那覇軍港に駐機していた海兵隊のオスプレイ３機のうち２機が、９日午後に普天間基地に移動しました。

ＮＨＫによりますと、９日午後１時すぎ、２機のオスプレイが那覇軍港から相次いで離陸し、その後５分ほどで普天間基地に着陸しました。

那覇軍港には６日にオスプレイ３機が荷揚げされ、連日作業員が整備している様子が確認されていました。３機は米カリフォルニア州のミラマー海兵隊基地から運ばれたものとみられています。

那覇軍港での軍用機の使用をめぐっては、県が使用目的に含まれないとして中止を求めていますが、防衛省はあくまでもオスプレイを輸送するためのもので、使用目的の範囲内との見解を示しています。

また、那覇市の城間市長も、那覇軍港は多くの民間機が発着する那覇空港に隣接していることに触れ、「市民や県民、また多くの観光客の安全性を脅かすもので、関係機関に対しオスプレイの発着をやめるよう求めていた。それにも関わらず同様の事案が繰り返されることは遺憾であり、米軍および日米両政府に断固抗議する」としています。

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