渡辺元防衛副大臣が、政府の敵基地攻撃能力決定に懸念
12月 18, 2022 16:41 Asia/Tokyo
立憲民主党の渡辺周元防衛副大臣が、18日に放送されたテレビ番組で、敵基地攻撃能力を保有するとした政府決定に懸念を示しました。
共同通信によりますと、渡辺氏は、攻撃のタイミングなど行使の基準が曖昧になっていることを踏まえ「歯止めがなくなる」と述べ、さらに政府が、米国など密接な関係がある他国が攻撃され、日本の存立が脅かされる「存立危機事態」での行使も排除しないと整理していることも「容認できない」としました。
また、立民の安全保障の考え方を年内にも公表すると説明しながら、相手の射程圏外から攻撃可能な「スタンド・オフ・ミサイル」を持つこと自体は「わが国を防衛するために排除しない」と語りました。
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