2月 05, 2023 16:09 Asia/Tokyo
  • さっぽろ雪まつり
    さっぽろ雪まつり

札幌市の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が、3年ぶりに会場を設けて開幕し、大勢の観光客でにぎわっています。

日本の報道各社によりますと、「さっぽろ雪まつり」は、新型コロナウイルスの影響で、2年続けてオンラインでの開催となりましたが、3年ぶりに会場を設け、混雑を避けるため通路を一方通行とするなど感染対策を講じて、4日土曜から始まりました。

最大の見どころは、メイン会場となる札幌市の大通公園に展示された高さ10メートルを超える5つの大雪像で、来月、開業するプロ野球・日本ハムの新しい球場と新庄監督をデザインした雪像や北海道で多く産まれるサラブレッドがさっそうと駆け抜ける姿の雪像などがあります。

夜には、肉食恐竜「ティラノサウルス」とむかわ町で化石が発見された恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」の大雪像などがライトアップされたほか、国の重要文化財に指定されている札幌市の「豊平館」の大雪像などにさまざまな映像を映し出すプロジェクションマッピングも行われています。

なお、地元メディア・HTBニュースによりますと、この著名なイベント開催に向け、先月7日から陸上自衛隊が札幌市中央区の大通公園で、雪像に使う雪を運び込む作業を開始していました。

南区の滝野霊園や東区のサッポロさとらんど、中山峠など市内や近隣市町村など各地から10トントラックでおよそ1600台分の雪が、先月29日まで大通り会場に運び込まれたということです。

「さっぽろ雪まつり」は今月11日までの8日間、「大通会場」と「すすきの会場」の2か所で開催されます。

 


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