米中距離ミサイルの日本配備が、地域の脅威に
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中国の専門家が、日本への中距離ミサイル配備をアメリカが打診したという報道をめぐり、中国やロシアの安全保障に対する深刻な脅威だとしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
2月 08, 2023 20:49 Asia/Tokyo
  • 米中距離ミサイルの日本配備
    米中距離ミサイルの日本配備

中国の専門家が、日本への中距離ミサイル配備をアメリカが打診したという報道をめぐり、中国やロシアの安全保障に対する深刻な脅威だとしました。

日本の産経新聞は今月4日、アメリカが日本領土内の軍事力を強化する計画に沿って中距離ミサイルを配備する計画をたてていることを報じた記事において、この計画にはLRHW長射程極超音速兵器や巡航ミサイル・トマホークも候補となっており、日本側も今後、米軍の中距離ミサイル配備を受け入れる方向で協議を本格化させる方針であるとしています。

 

米中距離ミサイルの日本配備

 

中国の軍事専門家である宋仲平氏は、香港の英字紙・グローバルタイムズとのインタビューにおいて、日本におけるアメリカのミサイルシステム配備は危険なことであるとしながら、「この計画が実現すれば、 それは米政府が地域の平和や安全保障に対してより多くのダメージを与えるつもりであるということになる。米国ミサイルの日本国内配備は、中国にとって脅威であるだけでなく、北朝鮮やロシアといった他の地域諸国にとっても脅威である」と説明しました。

一方、匿名を条件に取材に応じた中国・北京のある軍事専門家は、「日本は、自国に米国のミサイルシステムを配備することが地域の安全保障状況を危険にさらすであろうことを、理解すべきである」と語りました。

ミサイルの正確な配備場所については、まだ決定が下されていないものの九州の島嶼部になる可能性があるとされています。

日米両国は、台湾に近い東シナ海および西太平洋の島々において、軍事力を増強しようとしています。

 


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