在日米軍基地の汚染水問題追ったドキュメンタリー映画が話題
7月 20, 2023 20:37 Asia/Tokyo
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在日米軍基地の汚染水問題
沖縄をはじめ国内の米軍基地周辺で水質汚染が相次いでいる中、この問題を追ったドキュメンタリー映画が話題を呼んでいます。
このドキュメンタリー映画は「命ぬ水(ぬちぬみじ)」というタイトルで、沖縄の琉球朝日放送が自局で放送する番組として制作しました。
沖縄県内の米軍基地・施設周辺で有機フッ素化合物(PFAS)による汚染水が相次いで確認され、地元の人々にどのような被害を与えたかを描いています。
先日、東京・多摩地域で行われた上映会には、多くの来場者が訪れました。
多摩地域には在日米軍横田基地があり、同じくPFASによる深刻な汚染水被害が明らかになっていることから、来場者からは「他人事ではない」などといった声が聞かれました。
制作スタッフは、「汚染事件は衝撃的なものであるにもかかわらず、在日米軍は頑として調査や取材に応じず、取材申請も拒否している。ドキュメンタリーを通じて、より多くの人に汚染の深刻さを知ってもらい、日本政府に一刻も早く問題を解決するよう要請してもらいたい」と思いを語りました。
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