8月 06, 2023 18:16 Asia/Tokyo

日本で、多数の高齢者らが猛暑をものともせずにゲートボールに興じています。

フランス通信が5日土曜、報じたところによりますと、東京の灼熱の太陽の下、80代の女性が木のスティックを振り、小さな「門・ゲート」にボールを打ち込んでいます。この高齢女性ゲートボーラーは、寒暖計が猛暑を示しているときでもほぼ毎日、ゲートボールを行っています。

81歳のこの女性は、「同世代の友人の中には、この暑い中、ゲートボールをするなんて頭がおかしいんじゃないかと言う人もいる」と語りました。

また、つばの広い帽子をかぶり、顔面はしっかり紫外線対策をした上で、「ゲームをしているときは暑さは気にならない」と述べています。

もっとも、今年は危険なほど暑い午後の気温を避けるため、練習時間は午前中に変更されており、摂氏35℃に達した場合にはプレーは停止されています。

ゲートボールは身体的な運動をほとんど必要としないものの、プレーヤーは2チームがゲートを通過するボールを慎重に打つことから、炎天下に長時間さらされることになります。

日本の人口は、ヨーロッパの小国モナコに次いで世界で2番目に高齢とされ、公式データによると、過去5年間の熱中症による死亡者の80%以上を高齢者が占めています。

 


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