原爆投下から75年
カメラが捉えたヒロシマ;アメリカの歴史に残る汚点 (日本語のナレーション付)
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広島の核爆弾爆発
1945年8月6日午前8時15分、アメリカが広島上空に原子爆弾リトルボーイを投下しました。そしてこの爆弾は上空576メートルで爆発し、世界初の核爆弾爆発という汚点を残すことになりました。
第2次世界大戦末期にアメリカが投下した原子爆弾は、広島を焦熱地獄へと変え、爆心地から半径1500メートル以内に存在したあらゆる生物や建物は一瞬にして壊滅、阿鼻叫喚の巷と化しました。広島市内にあった建物全体の3分の2が全壊したと言われています。
この原爆投下による人的被害は想像を絶するものでした。この原爆により、多数の人々がまるで蒸発したかのように跡形もなく消滅し、この原爆による正確な死亡者数は発表されませんでした。しかし、生きたまま焼かれた人々の数を除く死亡者数はおよそ10万人から15万人と推定されています。負傷者や身体障害者となった人々、そして被爆して数年後に放射能の影響で死亡した人の正確な数は、今なお不明となっています。
アメリカは広島への原爆投下から3日後、今度は長崎でも同様の恐ろしい犯罪に手を染め、10万人の尊い命が奪われました。
ヒロシマとナガサキへの原爆投下から74年が経過した現在、米・トランプ大統領の最近の決定によって、超大国の間で新たな恐るべき決定がなされました。
INF全廃条約、新START条約からの脱退というアメリカの決定は、世界を再びヒロシマとナガサキの悲劇の再発へと引き込む可能性があるのです。
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