新型コロナウイルス
日本人医師が真剣な警告、「東京がニューヨークの二の舞に」
4月 06, 2020 19:13 Asia/Tokyo
在米の日本人医師が、東京での新型コロナウイルスの感染拡大を指摘し、ニューヨークの二の舞にならないよう警告しています。
日本の英字紙ジャパンタイムズによりますと、ニューヨークで患者の治療に当たっている日本人医師、島田悠一氏は、東京での新型コロナウイルスの感染拡大を強く警告しています。島田 医師によりますと、日本の首都東京の現在の状況は、2~3週間前のニューヨークと同じ状況だということです。
米コロンビア大学病院に勤務する島田医師は、「日本のニュースから人々が密集環境を作っていることがわかる。 日本の人々はこの状況を十分に真剣に受け止めていないようだ。 3週間前のニューヨークでも、人々はマスクの着用、手洗い、混雑した場所を避けるなどの予防策を真剣に取っていなかった」とメッセージの中で強調しています。
島田医師の警告は、6日月曜に日本のメディアが、安倍首相は新型コロナウイルス対策として「緊急事態宣言」を出す意向であると報道したことからも重要性を帯びています。
日本の政府当局者は、緊急事態宣言は7日火曜に発表され、翌8日水曜日から発効する予定だとしています。
8日に発動される緊急事態宣言の期間中、地方自治体の長は市民に自宅待機を、また学校や他の機関に活動の停止を求めることが可能になります。
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