新型肺炎
日銀、金融緩和政策を維持 資金繰り支援枠を110兆円規模に拡大
6月 16, 2020 19:43 Asia/Tokyo
日本銀行は新型コロナウイルスの影響で極めて厳しい景気を支えるため、大規模な金融緩和策の維持と資金繰り支援の総枠の拡大を決めました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、日本銀行は、16日火曜、金融政策決定会合における決定事項として当面の金融政策運営方針を発表し、新型コロナウイルスの影響で極めて厳しい景気を支えるため、大規模な金融緩和策を維持し、また資金繰り支援の総枠を拡大することを決めました。
企業等の資金繰り支援を重点にした特別プログラムの総枠を75兆円から110兆円に増額し、大企業が発行する社債などの買い入れ、中小企業や個人事業主に融資する金融機関への金利0%での資金提供などを見込んでいます。
また日銀は3月以降強化してきた大規模な金融緩和策の維持を決定し、国債を上限なく買い入れ、多くの株式を集めてつくるETF上場投資信託の買い入れ量も当面、年間12兆円に引き上げることにしました。
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