中国外務省が日本に警告
4月 19, 2016 20:03 Asia/Tokyo
中国外務省の陸慷報道官が、東シナ海の領有権を巡る対立に関する日本政府の無責任な発言について警告しました。
イルナー通信が19日火曜、伝えたところによりますと、陸報道官は、東シナ海での緊張に触れ、「尖閣諸島に関する日本政府の無責任な発言は、両国の関係悪化につながるだろう」と語りました。
また、東シナ海の一部の島の領有権に関する中国の主張を否定した、日本政府の外交青書を批判し、この日本政府の措置は非合法なものだとしました。
さらに、「中国政府は、この問題に関して協議を行い、自分たちの立場を表明する用意がある」と語りました。
陸報道官は終わりに、「日本が、主張どおりに地域の平和と安定を重視しているのであれば、行動でもそれを示すべきだ」と強調しました。
この報告によりますと、日本は、外交青書を発表し、その中では、東シナ海の一部の島の領有権に関する中国の主張が批判批判されています。
日本と中国は、尖閣諸島の領有権を巡って対立しています。
中国は、これらの島は歴史的に中国に属するが、1894年の日清戦争で日本に占領されたと主張しています。
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