日本の文科省が緊急メッセージ、「コロナ感染者への差別や中傷しないで」
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新型コロナウイルスに感染した人への差別や中傷が後を絶たないことから、文部科学省は25日火曜、子どもや教職員、それに地域住民に対し、差別につながる言動を行ったり同調したりしないよう呼びかける緊急のメッセージを発出しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
8月 25, 2020 19:01 Asia/Tokyo
  • 日本のコロナ感染状況
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新型コロナウイルスに感染した人への差別や中傷が後を絶たないことから、文部科学省は25日火曜、子どもや教職員、それに地域住民に対し、差別につながる言動を行ったり同調したりしないよう呼びかける緊急のメッセージを発出しました。

文部科学省は25日火曜、学校現場でも新型コロナウイルスの感染が確認される中、一部の地域で感染者や家族が差別されたり、クラスターが発生した学校が中傷されたりする事態が起きているとして、全国の教育委員会などに大臣名で緊急のメッセージを発出しました。

この中では、・児童生徒や学生に対し、感染した人や症状のある人を責めるのではなく励まし、温かく迎えること、・教職員に対しては子どもたちが誤った認識や不確かな情報に惑わされず、科学的根拠に基づいて行動できるよう指導することを求めています。

そして、保護者や地域住民に対しては、・感染者への差別や偏見、誹謗中傷などを許さないこと、・感染した個人や学校を特定して非難するなど、周囲で差別につながる言動があった時は同調せず、やめるよう声を上げてほしいと呼びかけています。

萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「新型コロナウイルスに感染した人への差別に対する取り組みは、政府全体で進める必要があり、文部科学省としても関係省庁としっかり連携し、差別などの防止の取り組みを引き続き進めていきたい」と述べました。

全国の学校現場でも新型コロナウイルスの感染者の集団、クラスターが発生し、差別や中傷、不当な扱いを受けるケースも出ています。
そこで全国の学校現場では、差別や中傷などをなくすとともに、差別や偏見、誹謗中傷から子どもたちを守ろうという、さまざまな取り組みが始まっています。

 

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