9月 01, 2020 18:48 Asia/Tokyo
  • 菅義偉官房長官
    菅義偉官房長官

菅義偉官房長官は1日火曜午後の会見で、今後の政策運営では新型コロナウイルスの感染拡大による打撃を何とか乗り越えることが、極めて重要であるとの見解を示しました。

東京からのロイター通信によりますと、菅官房長官は、7年8カ月にわたる安倍政権での経済政策(アベノミクス)の評価を聞かれ、「急激な円高や株安水準から出発したが、ドル/円=は105円で推移し、日経平均株価も2万3000円台で取引されていると指摘し、「日本経済の規模はGDP(国内総生産)で60兆円増加し、就業者は(生産年齢人口が減少する中で)400万人増えた。また、地方の地価は27年ぶりに上昇した」と説明し、大きな実績を残したと述べました。

しかし、直近ではコロナ危機により、GDPが戦後最大の落ち込みとなり「この状況を何とか乗り越えていくことが極めて重要である」と語りました。

また、コロナ対策と経済活動の両立では、メリハリの利いた感染対策を前提に「Go Toキャンペーン」などの対応で打撃を受けた観光業などを支援し「再び経済成長ができるようにしたい」と先行きの展望を述べました。

来年に開催予定の東京五輪の運営に関しは、近く東京都や大会組織委員会と国による会合を開催し、コロナ感染対策や出入国管理、医療体制などを総合的に話し合う予定であるとの見解も示しました。

 

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