日本官房長官、「北方領土でのロシア軍事演習、日本の立場と相容れない」
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加藤勝信官房長官は、ロシアが北方領土で軍事演習を開始したことに対し、軍事演習は日本の立場と相容れないとの見解を示しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
9月 29, 2020 21:03 Asia/Tokyo
  • 加藤勝信官房長官
    加藤勝信官房長官

加藤勝信官房長官は、ロシアが北方領土で軍事演習を開始したことに対し、軍事演習は日本の立場と相容れないとの見解を示しました。

東京からのロイター通信によりますと、加藤勝信官房長官は29日火曜午後の会見で、ロシアが北方領土の国後島と択捉島などで同日から軍事演習を開始したことに対し、北方領土は日本の固有の領土であり、軍事演習は日本の立場と相容れないとの見解を示し、「北方4島はわが国の主権に属するとの立場に変更はない」と指摘しました。

その上で「日ロ関係を重視していることに変わりはない」とし、政治、経済だけでなく文化を含めた幅広い範囲で交流していく方針を示しましたが、菅首相のロシア訪問に関しては「何ら決まっていない」と語りました。

29日夜には、日ロ首脳による電話会談が行われる予定との複数の国内メディアによる報道について、加藤官房長官は「調整中である」と述べるにとどめました。

国内報道では、今回のロシアの軍事演習は、日ロ首脳の電話会談を前に日本をけん制する意図があるとの観測も伝えられています。

 

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