日本の自殺者数が10年連続で減少、 過去最少の2万169人
10月 27, 2020 19:28 Asia/Tokyo
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日本の自殺者数が10年連続で減少
日本政府27日火曜に発表した、2020年(令和2年)版自殺対策白書によりますと、2019年の同国での自殺者数が、昨年より671人(3.2%)少ない2万169人となったことが明らかになりました。
厚生労働省が警察庁の自殺統計原票をもとにまとめた自殺者の推移統計によりますと、日本の自殺者数は1978年および1986年に2万5千人を超えたものの、1991年に2万1084人まで減少し、その後1998年に前年比8472人(34.7%)増加の3万2863人となり、2003年には統計開始の1978年以降で最多の3万4427人を記録しています。
しかし、2010年以降は10年連続で減少しており、2019年はその前の年より671人少ない2万169人となり、1978年の統計開始以来最少で、そのうち女性の自殺者数は6091人で同じく過去最少となったということです。
また、年齢別では40歳代以上の自殺者は減少している一方、20歳未満は横ばいで推移しており、15歳から39歳の各年代の死因の1位は自殺とされています。
さらに、国際的な視点から見ると、WHO世界保健機関の統計では日本の自殺率は先進7カ国の中で最も高い18.5%となっており、男女別でも男性26.6%、女性10.8%といずれもG7の中で1位となっています。
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