宮城・女川町で、震災から10年を前に行方不明者捜索

2月 11, 2021 20:32 Asia/Tokyo

来月3月11日に東日本大震災から10年を迎える日本の宮城県女川町で、宮城海上保安部のダイバーによる震災の行方不明者の捜索が行なわれました。

日本のメディアが報じたところによりますと、宮城海上保安部のダイバー7人は11日の日本時間午前9時ごろ、同県女川町の桐ケ崎漁港近くで家族らと海に向かって黙とうを捧げた後、水深約20メートル付近まで潜り、150メートルの範囲を捜索しました。

この周辺での捜索は、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため、2年ぶりとなります。

周辺は震災後に複数の遺体や車両などの漂流物が見つかっています。震災から10年が経とうとする中、この日も藻が張り付いたスーツケースや皿などの遺留物が見つかったということです。

宮城県では2月現在までに、関連死を含め1万567人が死亡し、1217人が行方不明となっています。

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