東京大空襲から76年 規模縮小で大法要開かれる
(last modified Wed, 10 Mar 2021 09:12:49 GMT )
3月 10, 2021 18:12 Asia/Tokyo
  • 東京大空襲からの76年
    東京大空襲からの76年

約10万人が犠牲になったとされる東京大空襲から76年目を迎えた10日、東京都墨田区にある慰霊堂で犠牲者を追悼する大法要が開かれました。

日本のメディアが報じたところによりますと、今年の大法要は昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のために参列者の人数を制限して執り行われました。

日本時間午前10時過ぎから始まった大法要には遺族の代表や東京都の小池百合子都知事、墨田区の山本亨区長らが参列し、犠牲者を追悼しました。また、慰霊堂のある都立横網町公園にも手を合わせようと多くの一般の参列者が訪れました。

参列した小池都知事は挨拶で「私たちにはこうした戦争や災害の記憶を決して風化させることなく、次の世代へ語り継いでいく責任がある」と述べました。

1945年3月10日、東京都内の下町などの住宅密集地に米軍の爆撃機B29が飛来し、大量の焼夷弾を投下しました。この空襲で約10万人が犠牲となり、被災家屋は約27万戸にのぼりました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio