群馬など3県のまん延防止等措置、13日に解除へ
6月 10, 2021 18:07 Asia/Tokyo
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日本でのコロナ
日本政府が10日木曜、新型コロナウイルス感染症対策本部を持ち回り形式で開き、群馬・石川・熊本の3県に適用しているまん延防止等重点措置を、予定通り今月13日に解除することを決定しました。
今回解除が決まった3県は、当初から13日を期限としていました。
ロイター通信が10日、東京から報じたところによりますと、今後は今月20日に期限を迎える東京など10都道府県に発令中の緊急事態宣言の解除・延長判断が焦点となり、高齢者のワクチン接種拡大による感染抑制効果や都市部の人流拡大による新たな感染の可能性、変異株の影響などを慎重に見極めていく模様です。
また、政府内では東京都などをまん延防止に移行させる段階的解除案も浮上しています。
日本政府は現在、感染防止のため東京・大阪など10都道府県に緊急事態宣言を発令し、群馬・岐阜など8県には、緊急事態宣言に準ずるまん延防止措置を適用しています。
緊急事態宣言対象の10都道府県の感染状況にはばらつきがあり、北海道や沖縄が感染状況を示す政府基準で最も深刻なステージ4の段階にある一方、東京や愛知は新規感染者数の減少でステージ3に、京都や岡山はステージ2に改善してきています。
このため、政府内では10都道府県それぞれの感染状況に応じた判断が必要との意見が出ており、東京については医療のひっ迫状況が確認されておらず、まん延防止への意向が適当との意見も出ており、関係閣僚が来週、専門家の意見を踏まえ議論する見通しです。
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