サイバー安保めぐり、日本が今後3年の戦略案策定
7月 07, 2021 18:45 Asia/Tokyo
日本政府が7日、加藤官房長官を本部長とするサイバーセキュリティ戦略本部の会合を首相官邸で開き、今後3年間の「次期サイバーセキュリティ戦略」案を策定しました。
共同通信によりますと、戦略案は、中国やロシアなどによるサイバー攻撃を念頭に、安全保障面でサイバー分野の優先度向上を図るのが柱とされ、パブリックコメント(意見公募)を実施した上で、9月にも新戦略として正式に閣議決定する予定です。
同案では、国家の関与が疑われるサイバー攻撃として初めて中国やロシアが明記され、「中国は軍事関連企業や先端技術保有企業の情報窃取、ロシアは軍事や政治目的の達成のためサイバー攻撃を行っているとみられる」などと指摘しました。
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